ちだバレエスクール@大分県佐伯市です。本日は夜の大人のバレエクラスをご紹介します。
大人のバレエクラスでは、初めに音楽をかけて教室を歩き回ります、音楽は大体色々なバレエ曲のコーダの音楽で元気よく、もしくは3拍子でバランセ(ワルツみたいなステップです)の感覚を養うように歩きます。立ったままひねり腹筋をします。身体が温まったところで、おもむろに座ってエクササイズボールを足の裏でころがし、指でボールをもって足を伸ばして、足の指や裏をつらせます。というのはうそですが、これで足がつる人が結構います(ごめんね)。そして簡単な柔軟をします。
それからバーレッスンです。バーレッスン(バーをもって)、センターレッスン(バーを離れて)共に、クラスのみんなが出来るようになるまで同じメニューを繰り返します。大体1~2か月でしょうか。大人のクラスに限りませんがバーがセンターにつながるように心がけています。例えばグリッサード(小さなジャンプを伴うつなぎの動き)の練習をするときはプリエ(膝を曲げる)をしてジュッテ(片足で立ち片方の足の裏で床をこすって上げる)をする動きを入れるとか、センターで回転の練習をするときはルティレ(片足の膝を横にまげてつま先を軸足にくっつける)でトゥールラン(足の裏を床につけたまま回っていく動き)するとか。
それからセンターレッスンです。大人のクラスではあまり強烈なジャンプなどはしません。それよりも、まずは一つ一つのパ(バレエの動き)がどういうものであるかを理解して頂き、それらを組み合わせて踊りにしていきます。一つ一つの動きが分かって、それらを単純に並べたとしても初心者の方で何のインストラクションもなしに踊れる人はまずいないと思います。バレエに必要とされるコーディネーション力をつけていきます。
一連のレッスンが終了したら、ポワントを許可された方のみ30分間のポワントレッスンをします。足を鍛える動きに加えて、バレエシューズでやった動きを繰り返します。