こんにちは、きょうは水曜日のプレバレエのクラスについて書きますね。下はちだバレエスクールの王子たちです。写真では見えないけどキリル文字のオリジナルTシャツを着ています。
プレバレエは、2歳半から年少さんくらいのお子さんを対象にしています。ポジションやパの名前などにこだわらない、終始はだしのクラスです。興味深い音楽、触感、空間の認識、ストーリー性、ひとことで言うと「芸術的なごっこあそび」です。おじぎ、柔軟に始まって、クールダウンにいたるまですべてに物語があります。
ホームページのQ&Aにもある通り、当スクールではバレエのクラスは年中さんくらいからとさせていただいています。バレエは感性や身体の問題だけではなく、基本は頭でも学ぶものだと思いますので、ある程度理解力が備わってから始めた方が着実に上達していくとおもいます。海外のバレエ学校では、正式な教育課程は9歳前後くらいからというのが普通です。もちろん、2歳や3歳からいわゆるバレエクラスで習うのが悪いことだといっているわけではありません。わたしの教室の個人的な見解であり方針です。
教室を始めてから、必要性を感じてこどもの心理学について放送大学で講義をとったり色々と本を読んだりしましたが、どうも好きな感じの本では、早期教育について否定的な意見が多いような気がしました。「ニキーチン夫妻と7人の子ども」とかは面白いと思いましたが。そして早期教育の歌い文句って「何歳までにこれをやらせなさい、さもなくば。。。」というのがあって焦らせられそうでこわいなっておもうときがあります。
それならなぜこんなプレバレエのクラスを始めてしまったかというと、自分の2歳になるこどもがバレエのビデオをみて家で踊り狂っていたからです。ですから、このクラスは単に踊るのが大好きな小さなこどもさんに楽しんでもらうための、非さもなくば的なものです。