ちだバレエスクールの近くには用水路があります。そこではバンやカモ、亀が気持ちよさそうに泳いでいます。菜の花が咲いてねこやなぎが芽を出し、田んぼでは蓮華が咲いています。
今日のお花はそこから。クローバーの花が大きく育ってビション・フリーゼみたいです。
もう一つは教室の窓辺、骨子さんとムスカリたち。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 2月 | 4月 » | |||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
ちだバレエスクールの近くには用水路があります。そこではバンやカモ、亀が気持ちよさそうに泳いでいます。菜の花が咲いてねこやなぎが芽を出し、田んぼでは蓮華が咲いています。
今日のお花はそこから。クローバーの花が大きく育ってビション・フリーゼみたいです。
もう一つは教室の窓辺、骨子さんとムスカリたち。
いつも写真のバレエ度が著しくひくい気がするので、金曜日にこどもたち(児童Ⅱ)の足を撮ってみました💛
どっちがバレエ的に正解でしょう。
①
②
②番のほうがきれいに見えますが、正解は①です!あしゆびはカールさせないほうがよいです。靴の中でも指先までのびているのが理想ですね。これが結構むずかしいのです。小さいうちはあまりうるさく言わないです。
さて児童Ⅱのクラスではいつもストレッチの途中でバレエクイズを出すのですが、今日の問題はラ・シルフィードについてでした。低学年なのにスコットランドという地名を知っている女子がいてすごいなと思いました。あと、シルフィードに出てくる人たちはどんな模様の服を着ていますか?という質問に「水玉!」と答えた子がいて、そんな国があったら住みたい、と水玉好きな私は思ったです。
いま、はっとり君?と思ったあなた。同年代です。
今月のヨガは痩せたいわたしやあなたのためのヨガです。3月なのでアロマオイルは生活の木ブレンド、ハッピーノーズです。すっきりしたいい匂いです。花粉でぜんぜんハッピーじゃなさそうな人たちがいるので少しでもと思って。呼吸は片鼻ずつの呼吸法。落着きます。
いつもハタヨガから紹介するので、今日は陰ヨガからです。音楽はrelaxing bossa。切なくてリラックスできていいアルバムです。海辺でかもめが飛んでいくのを見送るような気持ちがします。今月、私がお気に入りのポーズはその名もローリングパンダです。陰ヨガはポーズの数が少ないといわれていますが、昨今はいろいろらしく、ヨガ雑誌にこのローリングパンダが載っていましたのでやってみました。肩とうちももがストレッチされるはず。なかなかいいです。パンダがとくに好きなわけではありませんが、名前がかわいい。
ハタヨガは腸腰筋を伸ばすポーズを前半に取り入れています。ウォームアップでは、バレリーナたちのために中足骨をマッサージし、かかとをゆすります。ふくらはぎをさすり、動かします。足先をきれいに伸ばせるようになりますので。それからチャトランガ、腕立てですね。肩が、二の腕が、ぷるぷるするポーズもあります。腹筋も先月と違うものを取り入れています。あっ、ハタヨガの音楽はヒーリングカフェというアルバムで、生徒さんたちは「宇宙だね~」って言ってました!
さて今日の写真は、ちだバレエスクールの長老の17ぶんの1の年齢の愛らしいお嬢さんがくれた作品です。今教室の入り口にはってます。最初なんだろう?と思ったけど桜の木に見える。2週間かかって聞き出したところやっぱり桜だそうです。鏡にうつしてみるとより桜っぽくていい感じです♥どうもありがとう。
今週のお花はクリスマスローズを中心に庭の花です。
このローズちゃんはうちのローズちゃんでなくヨガクラスの長老のお宅からやってきました。
どうもありがとうございます。
きっと素敵なお庭なんでしょうね。
月曜日の大人クラスでみんなに衝撃を与えた事件があったので紹介します。
バーレッスンの最中に、私が「足をセコンからプリエしてアティテュードでバーの方をむいてください。」と言ったところ、最近入会した生徒さんが「先生、足の角度が80度って決まっているのですか?」と質問されました。
私が、どこかでそんな知識を仕入れてきたのか、なんて勉強熱心な方だろう、でも80度って微妙な角度やわー。と絶句していると
「ちがうちがう!80度じゃなくてアチチュードよ!」と後ろの生徒さんがつっこみを入れていました。
そうか、アチチュードが80度に聞こえたんですね。みんな爆笑していました。
でも確かに、カタカナ語って聞き取るの難しいですよね。よくアンデダーン(EN DEDAN)内側へ、というのをアンデダウンかと思ったよーっていう方がいらっしゃいます。ダウンしたらだめやで。
アチチュードとは膝を曲げたポジションです。東京堂出版『バレエ用語辞典』によると
フランス語ではATTITUDE、意味は「姿勢」「態度」。ジャン・ボローニュの、マーキュリーの彫像からカルロ・ブラジスが作ったといわれるポーズ。概念としては「片足で立ち、他の片足の膝を曲げて空中に保つポーズ」、なんだそうです。
今日は最近買った本、ジャニス・バリンジャー/サラ・シュレジンガー著、佐野奈緒子訳(2015)『ポアントのすべてートウシューズ、トレーニング、テクニック』大修館書店について。
400頁にわたって、トウシューズの歴史、シューズの製造工程、フィッティング法、シューズのブランド紹介、指導法、トレーニング法について書かれています。著者たちは、1988年からこの本をつくるプロジェクトに取り組み、この本は2012年にアメリカで出版されています。沢山の指導者やダンサーにインタビューして、トウシューズ工場を訪ねまわり、医療関係者から情報を集めたものだそうです。日本語で読めるものとしては、最強のトウシューズ本が出たなと思いました。
これからトウシューズを履くという方にはおすすめできません。ものすごい選択肢があって、混乱すると思います。知らぬが仏という言葉があるではありませんか。でも長年トウシューズを履いている人にはおすすめです。すごく面白いと思う。例えば、トウシューズの製造過程なんてしるよしもありませんよね。トウシューズが高価な理由がよくわかります。大事にはかなければ。ソ連時代は、ポワント工場がバレエ学校の中にあって、生徒たちはそれを見学していたということも書かれていました。アメリカを中心とした海外のバレエの教育機関でポワントクラスがどのように扱われているかということも詳細で興味深いです。
また、トウシューズを長持ちさせる方法についてもページがさかれています。トウシューズは消耗品ですからね。トウシューズにとって重要なことは乾燥です。アメリカのダンサーたちはポワントをオーブンで焼くんだそうです!
なにごともそうですが、一見相対するようにみえるがどちらも正しいんじゃないか、と思われるいくつかの見解がここにもあります。トウシューズに関しては、実際に会って話し合える自分の指導者に従うのが確かだと思いますが。例えば、トウシューズのひもの結び方。この本にも二通り紹介されていますが、わたしの教室では片足ずつリボンを結んで内側にひもを入れ込む方法を指導しています。片足を結んだ時点でひもがほどけにくくなっているし、リボンもでてきにくくなる方法です。もう一つは二本のひもを同時に結んで外側にリボンをしまう方法です。こちらは足首が美しくみえるんだとか。勿論くるぶしとアキレス腱のところでひもを結んではいけないというのは異論がありません。それから、バレエを長年やっているかたには経験があるかもしれないですが、タンデュのときドゥミポワントを通りなさいという先生とドゥミポワントを通ってはいけないという先生に出会ったことはありませんか。ポワントでもそのような見解の違いがあるようなのです。ドゥミポワントをはっきり通ってはいけないというのはアキレス腱を使いすぎるという理由です。ただポワントに関して、今日では、両方のやり方を指導することが一般的なようです。
というわけで『ポアントのすべて』良い本です。余計なお世話だけど沢山うれたらいいなと思いました。
ところで、全然関係ないですが本の手前はハッロングロットルとドロンマルが入っていた箱です。
ハッロングロットルとドロンマルはとってもおいしい北欧のクッキーです。
わたしはなんと言ってもかわいい箱がだいすきなのです。