月曜日の大人クラスでみんなに衝撃を与えた事件があったので紹介します。
バーレッスンの最中に、私が「足をセコンからプリエしてアティテュードでバーの方をむいてください。」と言ったところ、最近入会した生徒さんが「先生、足の角度が80度って決まっているのですか?」と質問されました。
私が、どこかでそんな知識を仕入れてきたのか、なんて勉強熱心な方だろう、でも80度って微妙な角度やわー。と絶句していると
「ちがうちがう!80度じゃなくてアチチュードよ!」と後ろの生徒さんがつっこみを入れていました。
そうか、アチチュードが80度に聞こえたんですね。みんな爆笑していました。
でも確かに、カタカナ語って聞き取るの難しいですよね。よくアンデダーン(EN DEDAN)内側へ、というのをアンデダウンかと思ったよーっていう方がいらっしゃいます。ダウンしたらだめやで。
アチチュードとは膝を曲げたポジションです。東京堂出版『バレエ用語辞典』によると
フランス語ではATTITUDE、意味は「姿勢」「態度」。ジャン・ボローニュの、マーキュリーの彫像からカルロ・ブラジスが作ったといわれるポーズ。概念としては「片足で立ち、他の片足の膝を曲げて空中に保つポーズ」、なんだそうです。
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