ゴールデンウィークですね。今日は一人しか生徒が来なかったので私も一緒にレッスンしました。明日からしばらくお休みで太る予定が入っているのです。
今日レッスンにやってきたのは6年生の女子。彼女に両足(それぞれ一番と五番)のとき、片足のとき、ポワントに立ったときの重心の変化について骨子(うちの小さい骨格標本、ほねこ)を使って説明していて、ふと思いました。重心とか角度とかそういうことを算数で勉強している年齢の子供たちには動きを理論的に説明しやすいなあと。レッスン中に重心とはなにか、角度とはなにかとかから説明している時間はありませんものね。
外国の先生の講習会に行くと日本人は本格的なバレエのレッスンを始める年齢が早すぎるという話が出ます。きっとそういうのは、身体的な問題だけじゃないんだよなとふと思ったのでした。
それでも、実際にレッスンを進めていくと、バレエの好きな、できる子にはテクニックを教えたくなる。というのはジレンマですね。
パラフレーズという言葉があります。ある単語をわかりやすく言い換えること。そういうことがバレエでもできたらいいなと思います。なんとなくこういうもんだよ~、という風に教えるのではなく単純明快に基礎を守って教えること。
気分がはやるときは水路に行って子ガモでもみて気を落ち着かせよう。この水路には亀のファミリー(たぶん)も住んでいます。