久しぶりに観劇。
東京にK-BALLETの「ラ・バヤデール」を観に行ってきました。
ゴージャスで素敵な衣装とかっこいい舞台装置、ハンサムなソロル、ほっそりしてるけど迫力あるニキヤ。
とってもよかったです。バヤデールは古代インドが舞台ですが、ヨーロッパの人の美化された植民地みたいなセッ
ト、ラジャや登場人物の美しさがオスマン帝国の後宮のようでした。
ハンサムなソロルの山本さんはおどりも素晴らしかったですが、頑張ってソロルらしく終始悪いやつそうな顔をして
いるのがいじらしく、個人的に胸がキューンとしてしまいました。今度はあまり葛藤のない役もみてみたいです。
影の王国もとってもよかった。このコールドこそクラシックバレエの醍醐味です。みに行く価値がありました。
さてこのタイトルですが、一幕の神殿のシーンで、鍛え抜かれた苦行僧の肉体美のまわりに、あれ、ぽっちゃり
したお坊さんたちが。
常日頃から「バレエの先生のだんなさんがトトロみたいだったらみんながっかりするかな。」と気にしてい
るうちのだんなさんは隣で「ちょっと~あれならぼくも出られるじゃない。」ってうれしそうに言っていました。
終演後、トトロに誘われてエディアールのカフェに行き、おすすめのガレットを食べてしまいました。
出張のときよく「自分へのごほうび」(!)に食べるそうです。どおりでどんどんトトロ化が進むわけです。
写真は特製ミニガレットです。すごく香りのいいアイスティーと一緒に。
ガレットを注文したつもりが最初クレープ(粉がちがう)が出てきたので、「焼いちゃったならいいっすよ。」と
言って食べていたら加藤雅也みたいなハンサムなシェフが「サービスです」ってミニガレットを焼いてくれました。
ドラマ「逃げ恥」で石田ゆり子が岡田浩揮に会うときユーミンのバブリーな曲が流れる。その気持ちがわかってしま
った夜でした。