第二部は色々なプリンセスが登場する小品集でした。
『白鳥の湖』より婚約姫のワルツ オデット 海と真珠
フロリナ シンデレラ アスピシア
『おやゆび姫』
おやゆび姫は池のほとりにチューリップとたのしく暮らしていました。かえるの紳士がやってきて「うつくしいおじょうさん、わたしのかわいいむすことけっこんしてください。」といいました。そしておやゆび姫をつれていってしまいました。
それをみていたちょうちょはかわいそうに思い、かえるにつかまったおやゆび姫をつれてにげました。しかし冬になりちょうちょはいってしまいました。
そこへもぐらがやってきました。うちにおいで、とおやゆび姫を地面のしたへ連れて行きました。するともぐらのうちに寒さに弱ったつばめが落ちてきました。もぐらがおやゆび姫のためにみみずパイ(モグレーゼに売ってる)を買いに行ったすきに、つばめはおやゆび姫をつれてでてゆきました。
つばめはおやゆび姫をのせてあたたかいお花の国へやってきました。花園には王子さまとお花の精が楽しく暮らしていました。おやゆび姫はお花の国のお姫様になりました。おやゆび姫に出会ったみんなもお祝いにやってきました。王子様とお姫様は花冠を交換し、いつまでもしあわせにくらしました。