昨日は我が家のリビングが写真スタジオになりました。
プログラムの写真撮影を行ったのです。
こどもたちはみんな思い思いにかわいい髪型で、おとなたちは結構な盛り具合でやってきました。
写真はカメラを向けられると笑福亭鶴瓶師匠になってしまうちだバレエスクールの王子です。
おとなたちが「おねがいします~どうか修正してください~」と口々に頼んでカメラマンさんをこまらせていて面白
かったです。




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昨日は我が家のリビングが写真スタジオになりました。
プログラムの写真撮影を行ったのです。
こどもたちはみんな思い思いにかわいい髪型で、おとなたちは結構な盛り具合でやってきました。
写真はカメラを向けられると笑福亭鶴瓶師匠になってしまうちだバレエスクールの王子です。
おとなたちが「おねがいします~どうか修正してください~」と口々に頼んでカメラマンさんをこまらせていて面白
かったです。

教室のすみにいつもとまっているぴーちゃんとおうちゃんは最近帽子をもらいました。
帽子作家がたくさんいるバレエ教室です。そんな教室ってなかなかない。
これらの帽子の本来の使用法はエコたわしなんですって。もったいなくて使えないです。
こちらはわたくしのポワントです。発表会に向けてちゃくちゃくとトウシューズを用意しております。
近年消音材入りトウシューズが一般化してきましたね。すごーく踊りやすいです。ポワントの神様どうもありがと
う。マリー・タリオーニが履いたらびっくりして失神するかもしれない。
いまふと考えたのですがマリー・タリオーニが生まれたのは1804年。日本は江戸時代後期なんですね。
だいぶん外国がちょっかい出してる頃だけど、日本人は(そのころの人は「日本人」という意識すらそんなに持って
いなかったとおもうけど)バレエのことなんて想像もつかなかっただろうなあ。
などと考えているとあっという間に時間がたってしまう春の宵です。

今週のお花は翁草と水仙です。
ちだバレエスクールから徒歩3分の鶴岡町のベニシアさん(とわたしが心のなか
で呼んでいる)の庭に行って「このお花だーいすき」と言っていたら切ってく
れました。
写真ではよくみえないかもしれないけど翁草の中には紫のぽんぽんみたいなの
が入っていてすごくかわいいです。
さてもう春も本番です。年明けからスノウダンスというのを小さいクラスで練
習していて先週最終回でした。雪の情景を表現したものです。最初こどもたち
が「えっ相撲ダンス?」と聞き返してきました。
ちだバレエスクールに入会したからそうなってしまうのか。あるいはそのよう
な傾向のあるお子さんが入会してくるのか。
相撲ダンスか。すごいな。

しばらく更新をさぼってしまいました。申告がおわったから『騎士団長殺し』を読んだりあたらしい刺繍の本を眺めたりしていたらいつのまにか時間がたっていました。
2017年3月のヨガを紹介します。アロマオイルはレモンとユーカリです。音楽はハタヨガがキャスリーンバトルのモーツァルト。すばらしいすばらしい歌声。陰ヨガが「ヨガのためのバッハ」です。
クラシックを聴きながらヨガをするのってなかなかいいですよ。
今月はみなさん花粉症に苦しんでいるようなので、鼻がすうすうしそうなポーズを取り入れています。
わきまわりのリンパをマッサージしたり、頭をさかさにしたり、魚のポーズをしたり。
わたしも今年もしかしたら花粉症になったかもしれないけど(朝になると鼻がつまっている)なってないふりをして暮らしています。
マスクをせず、薬ものまず自転車にのりほうだい花粉あびほうだいです。
しかし夜になると鼻づまりはなおっている。
さて上のバケツはいったいなんなのでしょう。
くるりの「つらいことばかり」を聴きながら数日かかってバケツの取っ手をのこぎりで切り落としました。
oh yeah!つらーいことばかりだね。oh yeah!つらーいことばかりじゃない!
きになるかたはどうぞ今年7月16日の発表会を観にいらしてくださいね♥

右はきりのなかのはりねずみ。
まんなかは私の大好きな女(9さい)が刺しゅうしてくれたがくぶち。
左はおだんごぱんをおいかけるうさぎです。
春なのでお弁当を飾りました。
水仙と野生のすみれは近所のお庭で失敬してきました。
今日は写真がぼけてますね、それほど九州のPM2.5はひどいんです。
というわけではなく単に写真がへたなだけでした。
今日水曜日はバレエがいっぱいある日です。
うちの児童たちはいつも帰るとき「ありがとうございました!」って大きな声で言ってくれます。
「バレエ後のありがとうございました大会」とかがあったらかなり上位にくいこめると思います。

先週朝のバレエクラスで、おそまきながらレッスン後におひなまつりパーティーをしました。
レッスンの最中にだれかが間違えるとちだバレエスクールの長老が「おひなさまで興奮しとるんやろ!」
とつっこんでいました。
わたしも長老ぐらいの年齢になっても、そんな中二の男子みたいなハートでいたいなと思いました。
下はおひなさまのすばらしい会場です。朝のバレリーナのてづくり。
すごいです。
これはほんの一例。このすばらしいおひなさまがご覧になりたい方は、、、
ちだバレエスクールに入会してください。

先日ブログで、コッペリアの台本で舞台に設定されているガリツィア、コッペリアをつくったフランスにとってガリ
ツィアってどうだったんだろう。ということを書きましたがそれについて調べちゃいました。
調べ物をするときウィキっているだけじゃだめだと自分で思うので以下が参考文献です。
上にのっているのは関係ないけど世界一かわいいと噂の(我が家で)STABILOのえんぴつ削り。
さてガリツィアとは現在のポーランド南東部・東部からウクライナ西部にかけての地域を指す歴史的名称です。歴史的にはキエフ・ルーシが分裂し、12世紀にガリツィア・ヴォイルニ公国が成立し、その後まあこのあたりの人がみんな被害を被ったモンゴルの侵入を経るものの国際中継貿易の拠点として発展します。そして話が飛びますが18世紀の末にハプスブルク帝国に編入され、19世紀の初頭にはオーストリア領に、1867年にはオーストリア・ハンガリー帝国となります。コッペリアのリハーサルが行われたのが1868年ということですから(詳しくは『バレエの歴史 フランスバレエ史ー宮廷バレエから20世紀まで』佐々木涼子著)そのころにはガリツィアはオーストリア・ハンガリー帝国だったのですね。コッペリアの台本には時代設定がありませんが、オーストリア統治下のイメージなのかな。小さな町、最後には領主が出てきたりして。ガリツィアはある程度自治権をもっていたのだということです。
では、ガリツィアってフランス人にとってどうだったのというところです。ガリツィアはポーランド人が多数派ですが、ガリツィアじゃないほうのポーランドはロシア帝国の支配下にあります。19世紀に入るとロシア支配に対するポーランド人の蜂起が相次ぎ、それに共感したフランスではオーベール(バレエ、グランパクラシック作曲の人)が「ワルシャワの女性」という歌を作曲しパリの民衆によって歌われたということです。1846年西ガリツィアでは農民一揆がおきており、ポーランド人農民がリベラルな地主を虐殺、オーストリア軍に鎮圧されています。その後もポーランド全体では、ロシアに対する蜂起がおこり、数十年にわたって多くのポーランド人がフランスに亡命しています。ポーランド人たちはパリに政治、文化組織を作り、1848年(フランス革命の年です)パリでは数千人の市民が「ポーランド万歳ヴィヴァ・ラ・ボロンニュ!」と叫んでフランス下院になだれ込んだのです。つまりパリ市民にはポーランドに対する共感があったといってもいいでしょう。ガリツィアの地名も蜂起の際に「ガリツィアの虐殺」として知られていたことは想像に難くありません。パリのひとたち、「なんかいろいろ大変だよなポーランド人」と思っていたことでしょう(妄想)。
ところでコッペリアはキャラクターダンス(民族舞踊)を大々的に取り入れた最初のバレエと言われています。振付家のサン・レオンは、各地を旅行中に覚えた民謡を盛り込むために、バレエの舞台を「砂男」のニュルンベルクからガリツィアに変えたのだそうです(『バレエの見方』長野由紀)。ポーランドやハンガリーの手が出てきまよね、はたまたスペインやスコットランドの踊りまで出てきます。こないだうちの教室のこどもたちに「スワニルダはコッペリウスのおうちでどんな踊りをおどるの?」と聞いたらみんな「スペイン!」と知っていて感心しました。
というわけでガリツィア、なかなか興味深い地域です。今回は関係ないので書きませんでしたが、ポーランド人のほかにウクライナ人も住んでいて、ガリツィアはウクライナ民族主義の中心地でもあった。バレエって別に歴史考証とか全然しなくていいんだと思うのですが、ちょっと気になったのでしらべてみました。日本だと耳慣れない地名だと思うので。英語表記のガリシアを多くの人が使っていました。
ところでボリショイのコッペリアの衣装はすごくガリツィア公国の国旗と配色が似ていてさすがやわと思いました。

今週のお花は、お花が頭にお花をつけている、という感じになりました。
後ろのクリスマスローズは今うちの庭で満開です。
このクリスマスローズはクリスマスローズマニアの叔母にもらいました。
数年前のある日家に帰ってきたら、家の前にクリスマスローズの苗が山ほどおいてあった。
かさじぞうかとおもいました。