2017年3月のおやすみは29日水曜日と31日金曜日
4月のおやすみは22日土曜日
5月のおやすみは1日月曜日2日火曜日3日水曜日5日金曜日です。
上の写真は足のエクササイズに使うスーパーボールです。
きれいに色分けされている。だれのしわざか先生はしってるぞ♡




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2017年3月のおやすみは29日水曜日と31日金曜日
4月のおやすみは22日土曜日
5月のおやすみは1日月曜日2日火曜日3日水曜日5日金曜日です。
上の写真は足のエクササイズに使うスーパーボールです。
きれいに色分けされている。だれのしわざか先生はしってるぞ♡

夜の大人クラス、発表会の練習で「さあ夏木マリみたいに!ここは杉本彩で!」
とわたしに言われ続けたせいでしょうか。
今夜やってきた人たち、なぜかそろってセクシーに紫とワインレッドの色をみにつけていました。

如月もあと3日でおわりですね。弥生感、自分の中でまだゼロです。
ちだバレエスクールの児童Ⅰクラスではクラスの導入のときに
ロシア語で方向や体の部分の名前を教えています。そのときに日本語を介さずに教えています。
母語を介さずに外国語を理解するというやつですね。
「こっちだよ」とか「下がって」とかをロシア語で指示して生徒たちに動いてもらいます。
ウォーミングアップにもなるのですこれが。
そしてある日ふと「わたしの立ち位置が変わってもこの人たちはちゃんと指示がわかるのだろうか」
と思ったので、二つある児童Ⅰクラスでやってみました。いつもと違う場所に立って呼びかけてみたのです。
そうしたらみんなちゃんとわかっていたので安堵しました。
空間認識能力ばんざい。
今日の写真はロシアの山中のろばさんたち。
ろばをみるとつい乗ってしまいます。
ろばのみなさん、わたしに会ったら乗られないよう気をつけてください。

ちだバレエスクール、2017年2月のヨガを紹介します。
今月のヨガは中臀筋を鍛える。大腿筋膜張筋をストレッチする、これにつきています。
中臀筋はバレエにも大変重要な股関節の外転筋です。つまり横に脚を高く上げたい人は鍛えねばならない。
バレエをしていない人も、股関節の柔軟性を得るために鍛えておいて損はありません。
ただしバレエをやっているひとは、これは股関節の内旋筋ーターンアウト(外旋)をじゃまするものーでもあるので
ちゃんとバランスよくきたえたりストレッチしたほうがいいと思います。
そしていつものように肩甲骨をたくさん動かします。
音楽はハタヨガがAROMA、陰ヨガがSPAというアルバムでなんかちょっとまったりしてね、という感じを出して
います。2月がいそいで逃げてしまわないように。
アロマオイルはユーカリとラベンダーです。
先日書いたバガヴァット・ギーター読了しました。
ヨガとは、「結果を求めず行為を愛せ」これにつきるな。と思いました。
そして、良いことがあっても悪いことがあっても何が起こってもおなじようにいられることが大事。
そんなギーターに感化され何をみても驚かないかと思いきや、
今日うちのだんなさんが「春のういろうセット」という限定品を
ランバダを鼻歌で歌いながら開封して食べているのをみて度肝を抜かれました。
ランバダって!ういろうへの情熱を表わしているそうです。
あんまり内容に関係ないようですが靴箱のカバーが変わりました。
🐦年ですので。

今週のお花はガーベラのアレンジ、素敵ないただきものの椿。「ザ・椿」っていうかんじですよね。
はしっこの多肉は道端からとってきた子宝草です。
そして週末はK-BALLET COMPANYからブルーボーイがいらっしゃいました。
写真がないけど妄想じゃないですよ。夏の発表会にでてくださるのです。
かっこいい若者と踊ることが出来て長生きできそうな気がします。
いろいろと有益なことを教えて頂きました。
こんなホグワーツ魔法学校くらい遠いところまできて頂いて申し訳ないです。
ちだバレエスクールに来るには、東京モノレールの羽田空港第一ターミナルのホームのかべにあるスカイマークのく
まちゃんの顔にカートをぶつけると、佐伯行きのホームが現れます。車内ではかぼす味、ごまだし味、りゅうきゅう
味の三味グミが売っています。
というのは嘘です。

夏の発表会ではコッペリアのディヴェルティスマンをやります。
ディヴェルティスマンとはフランス語で「気晴らし」「娯楽」の意味で、幕物の中の小品集といったところでしょう
か。
コッペリアのディヴェルティスマンについて、こどものころからずっと疑問におもっていたことがありました。
それはなぜ村人と妖精みたいな人の衣装があるのか、ということです。
今まで見るたびになぜかしらと思いつつ流してきたのですが、発表会でコッペリアをやるのでちゃんとしらべてみよ
うと思いました。
村人風の人しかいない、というバレエ団もありますが、たいてい妖精感(貴族ではない)のある衣装が「時の踊り、
曙、祈り」あたりで出てきます。
メジャーなバレエでそういうのってないなあと思って。ジゼルは村人、貴族のみ。二幕は別世界ですね。ド
ンキはスペインと夢の世界。白鳥は貴族とちょっと村人、二幕四幕は別世界。眠りはみんなおとぎばなしだからいい
として。くるみも貴族のおうち、あとは夢の世界。というようにちゃんと幕によって現実世界と夢の世界が隔てられ
ているのです。
ところがコッペリアはしれっと村人感のある人と妖精感のある人が一緒にいる。村人たちが妖精に扮しているのか
い?わけもなくなぜそんな豪奢な衣装を?
というわけで参考文献を探してみました。まずは原作となった「砂男」を読んでみましたが人形に恋をするという点
しか似ていないので参考にならず。こういう話こわいよう。
そしてありましたありました、いいのがありました。
『19世紀フランス・バレエの台本ーパリ・オペラ座』慶應義塾大学出版会、平林正治、2000年。
まずは、ロマンティックバレエについて論じられた序章があり、続いてロマンティック・バレエの台本が列挙されて
います。「現実と夢想という二つの異次元の対峙がバレエ・ロマンティックの特徴」なのだそうです。代表的なもの
は「ラ・シルフィード」ですよね。あとは有名なところではパキータや海賊、ジゼル、シルヴィアなどもロマン
ティックバレエです。そして最後のロマンティックバレエといわれるのがコッペリア。
ロマンティックチュチュから連想されるように、白いバレエが想念されるかもしれませんが、ここでいうロマン
ティックは18世紀後半から19世紀初頭にフランスを席巻した、ロマン主義に由来しているのです。
話をもとに戻すと、コッペリアの台本を読んでちょっと納得いきました!
ディヴェルティスマンの部分はなんと「鐘の祭り」という詩でできているのです。
鐘の祭り
鐘つき男が山車から最初に降りる。
夜は朝の時を呼ぶ。 時たちのヴァルス。
朝の時たちがやってきて、間もなく曙が続くが、彼女は小さな野の花々に取り巻かれて現れる。
鐘が鳴る。それは祈りの時だ。
曙は消え、昼の時たちが取って代わる。
それは仕事の時たちだ。紡女たち、借り入れ女達が仕事を始める。
鐘がまた鳴る。それは結婚式を告げ、婚姻が小さな愛の天使を連れて現れる。
突然、不気味な響きが空気を揺り動かす。それは戦争だ、それは不和だ。武器が振り上げられ、戦火の閃光が暗く
なった空を照らす。
しかしすべては静まる。先ほど、武器をとれと呼びかけていた鐘は、平和の回復を祝う。不和は克服され、夕べと夜
の時たちとともに。遊楽と遊戯が始まる。
最後のディヴェルティスマン。
なんだって。
つまり、時のワルツやあけぼのは人間じゃないんだね。ちょっと納得いきましたがみなさんはいかがでしょうか。
そのつぎの疑問は、舞台となったガリツィア。ガリツィアって歴史的にいささか剣呑な地域です。
ロマンティック・バレエの特徴として、「異国」や「地方」が出てくることは自明ですが、コッペリアが上演された
1870年ごろ、ガリツィアってフランスの人々にとってどうだったんだろう。と思いました。
また調べて書いてみたいとおもいます♡

第四週目のお花、ちだバレエスクールの外の寄せ植えを紹介します。
ラナンキュラスやプリムラさんなど春を待つ寄せ植え。
右は今が元気な黒法師、左は土手で野生化したミントを収穫、ふやしたものです。
ところでいまちだバレエスクールには帽子旋風が巻き起こっています。
うれしそうなくまえ。あのセンスオブワンダー姉妹が編んでくれました。
おだんごベレー。姉妹はおだんごしたままかぶることの出来るベレーを開発したそうです。
おだんごの大きさがぴったりな美人モデル。
今週のわたしは風邪気味で声がはるな愛ちゃんみたいになっていたので、優しいこどもたちがいたわってくれまし
た。そんなにかわいくて親切だったらきっともてもてになるにちがいない。
将来が楽しみです。