2016年最後のお花ははぼたんとゆりでした。
ちだバレエスクールの生徒のみなさま保護者のみなさま、ブログをよんでくださったみなさま、どうもありがとうございました。
来年もよい年になりますように♡
しめ縄をしめた(?)くま恵。
絶妙に安定感のあるきんかん。ほんものです。
みなさま良いおとしをおむかえくださいませ。
わたくしはノルン水上にいってまいります(雪があれば)。
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Category: きょうのちだバレエ
ひょっとしてこのひとクリスマスおわったら死んでしまうんやないか。。。
というレベルで今年はクリスマス記事をアップしてしまいました。
これでもう最後です。
ひとつ心残りはサンタさんが児童Ⅰクラスにやってきた写真を撮りそびれたことです。
湿度が高くサンタさんのめがねがあまりにも曇っていたので、かわいそうになってつい急いで帰し
てしまいました。写真をとっておけばよかったな。
24日クリスマスイブは土曜日でしたが、レッスンにやって来たやる気あふれるこどもたちがいたの
で10分間クリスマスパーティをしました。10分間タイマーをかけてみんなでわいわいドンペリ
(嘘、シャンメリー)をあけたりして楽しみました。ところが途中事件があり、15分間パーティに
なってしまった。わらいすぎておなかがひくひくしました。
そしてまたまじめにレッスンしました。とっても楽しいクリスマスイブでした。
きょうはレッスンの課題がさくさくとすすんだので、じぶんたちでコンビネーションを組んでみようぜ!ということにしました。課題はアレグロです。
児童Ⅱのクラスではバーレッスンの最中にアレグロを入れてます。ジュッテやフォンデュをていねいに練習することが、アレグロにやくだつことをかわいい生徒たちにおもいしらせるためです♡
コンビネーションの条件は以下の通り。2グループに分かれて考えてもらいました。
①アッサンブレとシャンジュマンとエシャッペの3要素をいれる。
②16カウントで
③おなじコンビネーションを二回やって二回ちゃんと同じことができるかどうか。
そうしたらこんなコンビネーションを組んでくれました。
ひとつめのグループは
・アッサンブレオーバー2回(1&2&)シャンジュマン2回(3&4&)エシャッペ4回(5&6&7&8)×2回 アームスはアンバーのまま
ふたつめのグループは
・アッサンブレオーバー2回(1&2&)アッサンブレアンダー2回(3&4&)シャンジュマン2回(5&6&)エシャッペ2回(7&8)×2回 アームスはハンガリーの手⇒3番の手からアロンジェ
でした。1年生の子もいるのでテンポ早!なコンビネーションでしたが2グループともちゃんと論理的にコンビネーションを組んでくれてうれしかったです。上の学年の子はコンビネーションでやっていますが、1年生は普段一つずつアレグロの要素を練習しているので難しかったと思います。しかしお姉さんに教えてもらうとやる気がでるみたいで頑張っていました♥
たのしかったのでまたそのうちやってみよう。
きょうは🎄イブですね。「きーよしーやーすしー」と「きよしこの夜」を歌うと息子が「ちがう!!!」と激怒するので面白くてついつい歌ってしまいます。
ちだバレエスクールもクリスマス化が進んでいます。アドベントカレンダー。
生徒さんのおしゃれなお母さんがくださいました。
1日ずつクリスマスまで日にちの数字の書かれた窓やドアを開けていきます。
クリスマス気分のくま恵。去年友人が「くま恵さんにどうぞ」ってくれました。
ツリーモビール。たしかデンマークのやつ。
去年と同じ、クリスマスな人たちとまつぼっくり。
雑貨ばかり飾ってちゃんとレッスンしてるのかこのバレエスクールは。
と思われそうですが、だいじょうぶ、私も含めて発表会にむけてみんなだいぶ燃えてます♡
季節のイベントを大事にしたりかわいいものを目にしたりする。
そういう一見実利のなさそうなことが、生徒さんみんなのこころにつもっていってくれたらいいなと思います。
右端のお星さまはsense of wonderを所有する素敵なバレエ姉妹がくれました。
こちらは中側から。
こちらは外側から。どうもありがとう♡
ところで教室の防音カーテンが黄ばんでいることを長年気に病んでいて、やっと真っ白に変えたけれどだれも気付いてくれないです。
11月最終週のお花。近場の庭で調達。ガーベラは前回の鉢のやつです。
このバラの名前はとてもすてきな名前だそうです。外国の女の子みたいな名前ですって。
生徒さんが教えてくれたのに忘れちゃいました。
いろいろもの忘れが多いとこまったこともありますが(けっこう多いです)、良いこともあります。
そのひとつが長編小説が何度でも楽しめるというものです。
この間『ねじまき鳥クロニクル』を数年ぶりに読んだらすっかり内容を忘れていてたいそう面白かった。
このように私は本を読むのが大好きなのですが、この間読んだバレエの本ジョーン・ローソン著『バレエ創作ハンド
ブック』におもしろいことが書いてありました。
バレエには文学をモチーフとした作品が多くあるけれど、イギリスの振付家はシェイクスピアの台詞を動きにすることに抵抗を感じたために、シェイクスピアを積極的にバレエ化してきたのはロシア人だったということ。(アシュトンやマクミランなどロイヤルが「ロミオとジュリエット」を作ったのはプロコフィエフの曲の力によるものだったと作者は論じています)そして逆にロシア人はプーシキンのチャイコフスキーによってオペラ化されている『エフゲニー・オネーギン』と『スペードの女王』に関してはバレエ化せず、それを成し遂げたのは南アフリカ出身のジョン・クランコだったということ。
あらすじだけじゃない、自国の言語でこそ!という思い入れが強いとそれを全く言語のないバレエにするのが難しい
ということですね。
うーんなるほどと思いました。
というわけで村上春樹作品をバレエ化しようとする人は日本にはいないかもしれない。
金森穣さんがそれらしきことをやったというのは聞いたことがありますが、完全にはまだないと思います。
あったらみてみたいです。
イギリス人とかロシア人とかがこっそり(?)創って上演してたりするのかな。
久しぶりに観劇。
東京にK-BALLETの「ラ・バヤデール」を観に行ってきました。
ゴージャスで素敵な衣装とかっこいい舞台装置、ハンサムなソロル、ほっそりしてるけど迫力あるニキヤ。
とってもよかったです。バヤデールは古代インドが舞台ですが、ヨーロッパの人の美化された植民地みたいなセッ
ト、ラジャや登場人物の美しさがオスマン帝国の後宮のようでした。
ハンサムなソロルの山本さんはおどりも素晴らしかったですが、頑張ってソロルらしく終始悪いやつそうな顔をして
いるのがいじらしく、個人的に胸がキューンとしてしまいました。今度はあまり葛藤のない役もみてみたいです。
影の王国もとってもよかった。このコールドこそクラシックバレエの醍醐味です。みに行く価値がありました。
さてこのタイトルですが、一幕の神殿のシーンで、鍛え抜かれた苦行僧の肉体美のまわりに、あれ、ぽっちゃり
したお坊さんたちが。
常日頃から「バレエの先生のだんなさんがトトロみたいだったらみんながっかりするかな。」と気にしてい
るうちのだんなさんは隣で「ちょっと~あれならぼくも出られるじゃない。」ってうれしそうに言っていました。
終演後、トトロに誘われてエディアールのカフェに行き、おすすめのガレットを食べてしまいました。
出張のときよく「自分へのごほうび」(!)に食べるそうです。どおりでどんどんトトロ化が進むわけです。
写真は特製ミニガレットです。すごく香りのいいアイスティーと一緒に。
ガレットを注文したつもりが最初クレープ(粉がちがう)が出てきたので、「焼いちゃったならいいっすよ。」と
言って食べていたら加藤雅也みたいなハンサムなシェフが「サービスです」ってミニガレットを焼いてくれました。
ドラマ「逃げ恥」で石田ゆり子が岡田浩揮に会うときユーミンのバブリーな曲が流れる。その気持ちがわかってしま
った夜でした。