今週のお花は佐伯市蒲江からやってきたクリスマスローズです。
生徒さんにいただきました。いい色です。はっぱも素敵。ありがとうございます。
花器が浅くて浮いてくるので、裏では箸置きのあひるが一生懸命にくきを
押さえています。
こちらはお手洗いの模様。春色です。
撮影はくま恵ほど人気がないうさ恵さんです。
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Category: きょうのちだバレエ
いま、はっとり君?と思ったあなた。同年代です。
今月のヨガは痩せたいわたしやあなたのためのヨガです。3月なのでアロマオイルは生活の木ブレンド、ハッピーノーズです。すっきりしたいい匂いです。花粉でぜんぜんハッピーじゃなさそうな人たちがいるので少しでもと思って。呼吸は片鼻ずつの呼吸法。落着きます。
いつもハタヨガから紹介するので、今日は陰ヨガからです。音楽はrelaxing bossa。切なくてリラックスできていいアルバムです。海辺でかもめが飛んでいくのを見送るような気持ちがします。今月、私がお気に入りのポーズはその名もローリングパンダです。陰ヨガはポーズの数が少ないといわれていますが、昨今はいろいろらしく、ヨガ雑誌にこのローリングパンダが載っていましたのでやってみました。肩とうちももがストレッチされるはず。なかなかいいです。パンダがとくに好きなわけではありませんが、名前がかわいい。
ハタヨガは腸腰筋を伸ばすポーズを前半に取り入れています。ウォームアップでは、バレリーナたちのために中足骨をマッサージし、かかとをゆすります。ふくらはぎをさすり、動かします。足先をきれいに伸ばせるようになりますので。それからチャトランガ、腕立てですね。肩が、二の腕が、ぷるぷるするポーズもあります。腹筋も先月と違うものを取り入れています。あっ、ハタヨガの音楽はヒーリングカフェというアルバムで、生徒さんたちは「宇宙だね~」って言ってました!
さて今日の写真は、ちだバレエスクールの長老の17ぶんの1の年齢の愛らしいお嬢さんがくれた作品です。今教室の入り口にはってます。最初なんだろう?と思ったけど桜の木に見える。2週間かかって聞き出したところやっぱり桜だそうです。鏡にうつしてみるとより桜っぽくていい感じです♥どうもありがとう。
月曜日の大人クラスでみんなに衝撃を与えた事件があったので紹介します。
バーレッスンの最中に、私が「足をセコンからプリエしてアティテュードでバーの方をむいてください。」と言ったところ、最近入会した生徒さんが「先生、足の角度が80度って決まっているのですか?」と質問されました。
私が、どこかでそんな知識を仕入れてきたのか、なんて勉強熱心な方だろう、でも80度って微妙な角度やわー。と絶句していると
「ちがうちがう!80度じゃなくてアチチュードよ!」と後ろの生徒さんがつっこみを入れていました。
そうか、アチチュードが80度に聞こえたんですね。みんな爆笑していました。
でも確かに、カタカナ語って聞き取るの難しいですよね。よくアンデダーン(EN DEDAN)内側へ、というのをアンデダウンかと思ったよーっていう方がいらっしゃいます。ダウンしたらだめやで。
アチチュードとは膝を曲げたポジションです。東京堂出版『バレエ用語辞典』によると
フランス語ではATTITUDE、意味は「姿勢」「態度」。ジャン・ボローニュの、マーキュリーの彫像からカルロ・ブラジスが作ったといわれるポーズ。概念としては「片足で立ち、他の片足の膝を曲げて空中に保つポーズ」、なんだそうです。
今日は最近買った本、ジャニス・バリンジャー/サラ・シュレジンガー著、佐野奈緒子訳(2015)『ポアントのすべてートウシューズ、トレーニング、テクニック』大修館書店について。
400頁にわたって、トウシューズの歴史、シューズの製造工程、フィッティング法、シューズのブランド紹介、指導法、トレーニング法について書かれています。著者たちは、1988年からこの本をつくるプロジェクトに取り組み、この本は2012年にアメリカで出版されています。沢山の指導者やダンサーにインタビューして、トウシューズ工場を訪ねまわり、医療関係者から情報を集めたものだそうです。日本語で読めるものとしては、最強のトウシューズ本が出たなと思いました。
これからトウシューズを履くという方にはおすすめできません。ものすごい選択肢があって、混乱すると思います。知らぬが仏という言葉があるではありませんか。でも長年トウシューズを履いている人にはおすすめです。すごく面白いと思う。例えば、トウシューズの製造過程なんてしるよしもありませんよね。トウシューズが高価な理由がよくわかります。大事にはかなければ。ソ連時代は、ポワント工場がバレエ学校の中にあって、生徒たちはそれを見学していたということも書かれていました。アメリカを中心とした海外のバレエの教育機関でポワントクラスがどのように扱われているかということも詳細で興味深いです。
また、トウシューズを長持ちさせる方法についてもページがさかれています。トウシューズは消耗品ですからね。トウシューズにとって重要なことは乾燥です。アメリカのダンサーたちはポワントをオーブンで焼くんだそうです!
なにごともそうですが、一見相対するようにみえるがどちらも正しいんじゃないか、と思われるいくつかの見解がここにもあります。トウシューズに関しては、実際に会って話し合える自分の指導者に従うのが確かだと思いますが。例えば、トウシューズのひもの結び方。この本にも二通り紹介されていますが、わたしの教室では片足ずつリボンを結んで内側にひもを入れ込む方法を指導しています。片足を結んだ時点でひもがほどけにくくなっているし、リボンもでてきにくくなる方法です。もう一つは二本のひもを同時に結んで外側にリボンをしまう方法です。こちらは足首が美しくみえるんだとか。勿論くるぶしとアキレス腱のところでひもを結んではいけないというのは異論がありません。それから、バレエを長年やっているかたには経験があるかもしれないですが、タンデュのときドゥミポワントを通りなさいという先生とドゥミポワントを通ってはいけないという先生に出会ったことはありませんか。ポワントでもそのような見解の違いがあるようなのです。ドゥミポワントをはっきり通ってはいけないというのはアキレス腱を使いすぎるという理由です。ただポワントに関して、今日では、両方のやり方を指導することが一般的なようです。
というわけで『ポアントのすべて』良い本です。余計なお世話だけど沢山うれたらいいなと思いました。
ところで、全然関係ないですが本の手前はハッロングロットルとドロンマルが入っていた箱です。
ハッロングロットルとドロンマルはとってもおいしい北欧のクッキーです。
わたしはなんと言ってもかわいい箱がだいすきなのです。
わらびかぜんまいか、愛らしいくるくる巻の植物を山道でみつけました。
いつにもましてバレエ度の低い写真です。
ちょっと前にバレエ、眠れる森の美女の青い鳥について書きました。今日も眠れる森の美女ねたです。えーそうなんだ~という事実を発見したものですから。
先日こどもに赤ずきんの本を読みきかせていたのですが、「かいせつ」のページにこう書かれていました。
・・・グリム兄弟はドイツ各地で広く民話をきき集め、有名なグリム童話にまとめあげました。この赤ずきんはグリムより100年ほど前フランスのペローがその童話集に収録しています。ただしこちらの「赤ずきん」はおおかみに食べられるところで終わっています・・・『赤ずきん』ポプラ社 世界名作ファンタジー⑮
なるほど、赤ずきんはペロー版とグリム版があったんだ。納得しました。というのも、普通の赤ずきんちゃんはおおかみのお腹から出してもらっておうちに帰れるのに、眠れる森の美女に出てくる赤ずきんちゃんはおおかみに連れて行かれる所で終わってしまうからです。これはもう助からないに違いないという感じで。今までこどもたちにマイムと踊りの練習として赤ずきんちゃんをさせてきたのですが、「赤ずきんちゃんは助からない。お話と違うじゃないか」とつっこまれないかどきどきしていました。
これで大手を振って?赤ずきんちゃんの練習をすることができます。
先週のことになりますが、地域のおまつりにちだバレエスクールの生徒の一人が参加しました。
もう数年参加しているので今年もオファーが来たそうです♪
お母さんがよなべをして作った衣装で踊りを披露しました。
ほんとうに素敵なお母さんです。
翌週の彼女。おべんきょうもがんばっています。控室で宿題をしています。
人それぞれかと思うのですが、私は自分の経験上、集中力というのは隙間時間に高まります。
運動をしてから勉強をすると効率が良いということも近年よく聞かれます。
私は高校生の頃隣の県にバレエのレッスンに通っていて、7時台の特急を乗り過ごすと夜中まで特急がありませんでした。それで、そういう時はいとこの家がその町にあったので夜中までそこで勉強してから家に帰っていました。
一日休みの日に勉強するよりも、何故かそういう時間の方が集中できました。私のおへそがちょっと曲がっているせいかもしれませんけど。。。
とちょっと話がそれましたが、うちのかわいい生徒がバレエもお勉強もがんばっていてうれしいというお話でした。
きょう、ちだバレエスクール内で将来億万長者になると噂される生徒さんが私に一冊の本を貸してくれました。
タイトルは『ロゼット姫』。フランスのオーノワ夫人(1650年ー1705年)という人の作品だそうです。その中に「青い鳥」という短編がありました。バレエ好きならご存じでしょう、眠れる森の美女に登場する「青い鳥とフロリナ王女」のモチーフとなった作品です。
眠れる森の美女の台本を書いたフセヴォロシスキーは、もともとフランスのロシア大使館付き外交官から、サンクトペテルブルクの帝室マリンスキー劇場監督官になった人ですから、恐らくフランス文化に詳しい人だったのでしょうね。チャイコフスキーに向けて1888年、「・・・赤ずきん、シンデレラ、オーノワ夫人の作品から青い鳥なども登場させたいのです。。。」と依頼状を送っています。
短編、「青い鳥」のあらすじは、美しい王様が美しいフロリーヌ姫に恋をするが、そのお姫様の継母と娘がそれを阻んで魔法使いに頼んで王様を青い鳥にしてしまい、フロリーヌ姫を塔に閉じ込めるが、結局苦難を乗り越えて二人は結ばれる。というようなものです。いじわるなおねえさんは最後にはブタにされてしまうという。
バレエ作品では、青い鳥とフロリナ王女は仲良く踊っていますが、実際お話を読んでみると、青い鳥は小鳥でお姫様と縮尺が違う。踊るんじゃなくて二重合唱をしていたんだそうです。「変わらぬ愛をちかったばかりにつらく悲しい運命にもてあそばれてる二人だけど。。。」というような大変濃いー感じの歌をなかよく歌ってます。
作品中でフロリーヌがひとりごちています。「私がちょっと美しいせいで、こんないやな思いをするなんて。。。」
わたしは結構こういう人面白くて好きだけど、継母とかには絶対嫌われるタイプだなと思いました。
昨日とうってかわって今日は寒いですね。
第三週目のお花はストックとバラです。ストックは近所のなかよしのおばあちゃんがくれました。バラはお花やさんから。ストックのとなりはなんだと思いますか?フキノトウです!
数年前のことです。土手で死ぬほどフキノトウを探し回ってみつからずに肩を落としてかえってきたら、おとなりの庭にいっぱいフキノトウが生えていました。。。しあわせの青い鳥はちかくにいる、というのを身をもって体験した瞬間でした。
そしてこれはバレンタインにうちの大きいおたからちゃんにもらったクッキーです。
すごくかわいい形です。どうもありがとう♥