ちだバレエスクールTel.0972-22-2041AM9:00〜PM21:00(平日)〒876-0835大分県佐伯市鶴岡町3-10-1
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Category: クラス案内


新規ご入会受付終了のおしらせ


2019年09月4日

本日をもちまして、ちだバレエスクールは新規の生徒様のご入会受付を一時中止します。

教室のキャパはだんごむしの額くらい、指導者の器もねずみのお猪口くらい小さいので今がマックスです。

これ以上人が増えたら「肘!膝!」って百回くらい言ったり、それぞれに似合う頭飾りをつくったり、骨盤の傾きをしつこくチェックしたり、みんなにクリスマスカードを出したり、ターンアウトできているか足を触ったり、「指になにか握っているのか?」と聞いたり、こどもたちのかわいい愚痴をきいたり「今日くもんのプリント40枚出た」、ひとりひとり名前を呼んで注意をする。そういうことができなくなってしまいそうです。

 

 

「小は美なり」「less is more」でこれからもちいさな器なりにがんばっていこうと思います。

ご入会を考えて下さっていた方がいたら本当にごめんなさい。

また募集できる時が来たらおしらせします。

「天狗になりやがって」とか言わないでください。

天狗バレエスクールってあったらおもしろいですね。居酒屋みたいな。改名してみるか。

オリジナルグッズのマークもいっそ天狗で。

 

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「頼む、かかとをみせてくれ」👠「かかとをみせないで」🐾


2019年01月10日

上と下、「頼む、かかとをみせてくれ」の図。発表会に向けてこのポーズが沢山あります。

こちらは、「かかとをみせないで」の図。

先日、わたしの先生のお教室にハンサムな韓国人の先生がいらしたので、生徒はレッスンを受けに、先生は見学に伺いました(ハンサムだからじゃないよ)。

バットマンタンデュで足を横に出すときに(上の図)先生が「かかと、みせちゃだめだよ~」と仰るとみんなちゃんと付け根から足先までターンアウト。ハンサムだから説得力が?ちょっとはあるかも。

私はいつも「お膝の向きを外にむけるんだよ、前も横も後ろもね。」と言っていましたがそうすると小さい子は爪先がバナナ足になってしまう。なるほど、かかとをみせないでって言ったらいいんだ。足の裏がすべて床についているときはつま先だけでひねると膝に負担がかかって危険ですが、つま先だけ床においておくのなら全体回せますものね。

普段は同じ先生にじっくり習うこと、そして時には他の先生の教えに触れること。バレエに沢山時間を割いている、一生懸命レッスンしている子には講習会に行くように私はすすめています。そしていらっしゃる先生の言う通りにしないと損だから普段のやり方にこだわらないで先生の言うとおりにするんだよ、と言っています。自分の中に何を残していくかはその子次第なのだ。

しかしその先生も仰っていましたが「どこに行っても先生はみんな同じ注意をしているのに、外から来た先生に言われるとなおったりするんだよね。」とのことでした。たしかにたしかに。

 

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全体性と関係性🐘


2017年07月25日

写真は児童Ⅰクラスのウォームアップと児童Ⅱクラスのバーレッスン。

 

発表会も終わって、月曜日からあたらしく各クラスのレッスンを構成しております。

タイトルの「全体性と関係性」、これはいったいなんでしょうか。

私は河合隼雄さんの本が好きでわりと読むのですが、これは心理臨床家の河合さんがカウンセリングの中でだいじにしていること、として挙げているものです。河合さんは日本のユング派の草分けで大層おもしろい文章を書かれるかたです。

カウンセリングにおいてと文脈は違うのですが、これをみてああバレエも同じだなと思いました。

バレエのレッスンの内容は、ウォーミングアップ、バーレッスン、センターレッスン、そして作品のリハーサルまで一貫性のあるものであるべきだとわたしは考えています。なので、各クラス、全部がつながるようにメニューを組みます。実際のおどりにいたるまで、布石を打ちまくるというか。

ひとことで言うと、木をみて森もみて♥っていうかんじです。

そしてバレエのすばらしいところって、難しいパでもすごく単純な基本を組み合わせてできているところです。

いいメニューが出来上がると、結構な満足感があります。そして音楽にもこだわります。みんなのバレエ愛をアジテートするような音楽を使うようにこころがけています。単調と長調もバランスよく。

このようにしていると、結局レッスンをセットエクササイズで行うようになります。セットとは、決められたレッスンを繰り返すということ。多くの教室では毎回違うメニューを行っていると思うのですが、ちだバレエスクールではみんなができるようになるまで、同じメニューを繰り返します。そしてそれを展開させていきます。

 

 

私の人生のあちこちにきらめく星のように現れる啓示、それは「シンプルで正しいことを繰り返せ」です。

大学受験の時の塾の先生、文法マニアのロシア語の先生、セットエクササイズのレッスンがあることを教えてくれたバレエの先生、毎回根気よく逆立ちと頭立ちを教えてくれたヨガの先生たちが、シンプルで正しいことの繰り返しが結果につながることを教えてくれました。

そんなわけで、スーフィーがズィクルをするように、正教徒がコンボスキニオンを繰るように、真言宗が般若心境を唱えるように、ヨギーがマントラを唱えるように、わたしたちバレエ教徒たちは日々同じ基礎を繰り返しているのであります。

 

ところで昔はやった「最高ですか~?」「最高でーす!」っていう宗教、あれ面白かったですね。

今もあるのかな。

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特製のバレリーナ養成シート


2016年07月26日

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人気のないバレリーナ養成シート。体の方向が学べるようになっている。

あやしい動きをするやつはこれに乗せられます。

こちらの写真は初めてエカルテドゥバンというポジションがどういうものかを習ったお嬢さんです。

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こちらは先輩のエファッセデリエール。

中学生になるくらいまでにははっきりしてくれるとうれしいです。

 

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2016年5月のバレエ🐦旭ガニは世界の半分


2016年05月25日

今日は初の「今月のバレエ」

いつもヨガのクラス内容は書いているのにバレエの内容はあまり書いたことがないので書いてみます。

どんなパをやってるのかな?

今月は児童Ⅲ・上級のクラスから。

下のクラスから4月に生徒が上がってきたので基本的なことをしっかりやってます。

下のクラスの子たちが初挑戦なのはパ・ドゥ・バスク・ア・テールのドゥバン。バスク地方のステップを床の上で、前へバージョンという意味です。

タン・リエ(体重移動)とロン・ドゥ・ジャンブがしっかりできていればそれほど難しい動きではありませんが、手と足を適切なタイミングで動かすことがみそ?みたいです。これはデリエール(後ろへ)バージョンも後でやるし、ジャンプバージョンへも発展させていきます。

私はこれを三拍子でやるのが好きなんだけど、今ワーレンの『クラシックバレエテクニック』(すごくいい本です)をみたら二拍子四拍子でと書いてあります。ロシアではマズルカとかで練習する先生もいますので、なんとなく三拍子だと思っていた。

あとは進級してきた子たちにとって初挑戦なのはシソンヌ・フェルメのアン・ナリエール(後ろへ)。これはてこずっちゃってる子もいますが、みんなとっても楽しそうです。

 

 

生徒たちの成長をみるのはうれしいものです。何年もみていると「この子にはこんなすごいところがあったんだ」とか「がんばりがきくようになった」などと思ってじーんとしてしまう。

 

今日の写真はおいしい旭ガニです。生徒さんたちの写真はわりに出し惜しみしています。今の時代を鑑みて「人のいいところをみよう。でも知らない人を信じすぎてはいけない。」というのがわたしのスタンスなのです。

 

「イスファハンは世界の半分、旭ガニはカニの半分。」いま考えました。

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児童Ⅲ上級クラス


2016年01月23日

明日は雪の予報です❄ちだバレエスクールのあるいつもはあたたかい佐伯市では、みんな文句を言いながらも雪をたのしみにしています。わたしは仙台やロシアに住んでいたので、雪には慣れていますがそれでもたのしみです。

 

 

今日はひさびさにクラス案内です。水曜日(17:10~19:00)、土曜日(17:00~19:00)の児童Ⅲ上級クラスは、人数が少ないですので合同でみっちりとやっております。個人レッスンになることもある。。。それでも楽しくレッスンしています。児童Ⅰからみると時間は二倍の二時間になります。

まずはじめにヨガマットをひいて、足指のエクササイズ、そしてヨガの太陽礼拝をおこないます。それから、腹筋や腸腰筋、内転筋を鍛える色々なエクササイズを行います。このクラスでは音楽に合わせてこれらを行います。均等に一定の時間でエクササイズを行うと効率が良いですので。

それからバーレッスンです。このクラスになるとコンビネーションがだんだん長くなってきます。下のクラスでもそうですが、音楽の選択にも気を使っています。バレエ曲が流れると生徒たちに、これ何の曲か知ってる?とよく聞いています。長調単調、二拍子三拍子、バランスよく取り入れるようにしています。以前に解剖学を教えてらっしゃる外国人の先生が「バーレッスンは準備運動なんだから、そんなリハーサルみたいな表情で踊らなくていいよ!」と言っているのを聞いたことがありますが、私はバーの時から音楽に合わせた動きや表情って大事だと思います。わざとらしくならない程度に。

 

バーが終わると床に寝てストレッチをします。ターンアウト(股関節の外旋)に使う筋肉などもストレッチしておきます。

 

そしてセンターレッスンです。アダージオやポールドブラ、タンデュ、高いコーディネーションを要求される動き、プチアレグロ、グランワルツ、トゥールなどを練習します。先生によってコンビネーションの組み方のくせってあると思うのですが、私はコンビネーションをリバースでもやるのがわりと好きです。バレエを知らない方のために、リバースは、あるコンビネーションを逆方向又は相対する動きで行うことです。このクラスになると、じゃあリバースでやってみてねと自分たちで考えてやらせたりします。リバースが正確に出来るということはパの成り立ちがわかっているということだと思うからです。この動きはアンドゥオールで、この動きのアンドゥダーンはこうだな。という具合に。

このクラスになると、生徒はつきあいが長いですので、トゥールのときに私が「それはNASAの訓練?」とか、ポワントでルルべの練習をしているときに「お祭りかと思ったよ。わっしょいわっしょい。」と言っただけでちゃんとやってほしいことが伝わります。あうんの呼吸です。

 

最後にポワントのレッスンをします。バレエシューズで練習したコンビネーションを繰り返したり、また足の強化を行います。ポワントレッスンは毎回します。

地方のちいさなバレエ教室ではやはり、高校卒業までバレエを続けられるお子さんはそれほど多くないと思います。それはいくらが鮭になるような確率です(もうちょっと高いかもしれないけど)。ですから、勉強が大変でも部活があっても子供たちがバレエをがんばっているのを見ると、わたしもやる気がでるのです。

わたしもマッチョなバレリーナすきです。

わたしもマッチョなバレリーナすきです。

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バレエを始めるとどんないいことがあるかというおはなし


2016年01月7日

今日はあきらかにきかんしゃトーマスをみすぎた人がつけたタイトルです。

トーマスのバレエを作ったらうちの王子たちは喜ぶかな

トーマスのバレエを作ったらうちの王子たちは喜ぶかな

 

昨日お子さまの入会のお問い合わせを頂き、電話でお話しさせて頂いたのですが、そこでその保護者の方が「バレエを習わせるとどんないいことがあるのでしょうか。姿勢がよくなるとか。」とおっしゃいました。

とっさのことだったので「コーディネーションがよくなります。身体と頭がよりよくつながるのです。」とお答えしました。でも電話を切った後で、バレエをするとどんないいことがあるかなとよく考えてみました。

きっと具体的に、からだが柔らかくなるとが礼儀が身につくとかそういうことをお答えするべきなのだと思いますが、私は、こどもの時にうちこめるほど好きなものに出会えたらそれは何でもいいのではないかと思っています。バレエが合っていて好きならバレエでいいし、本を読むのが好きなら読書でもいい、スポーツでも音楽でもその子が打ち込めればいいんだと思います。それでたとえば目に見えるものが何も残らなくても、時間を無駄にしたなんていうことはないと思います。

 

それからバレエはたぶん教室によっても得るものが違うのではないかと思います。社交ダンスや日本舞踊と違って、日本のバレエの世界にはまだ教師のための一般的な資格やグレードがありません。ですから本当にいろいろな経歴の先生がいらっしゃいます。

プロのバレリーナだった先生はプロのシビアさや美しい型を教えてくれるでしょうし、大学や専門学校でバレエを専攻した先生は理論的にバレエを教えてくれるかもしれない。最近は大人になってからバレエを始めて教室を開かれる先生もいらっしゃいますが、そういう先生は子供の時からバレエが習えるありがたさを教えてくれるかもしれない。

私も子供のころからバレエを続けていますが(三十余年)、実はプロフィールにもある通り大学院まで歴史の研究をしていたので、バレエの教師だけを目指して踊ってきたわけではありません。というようなちだバレエスクールでバレエを習ったらどんないいことがあるのか。あんまり根性は入らないかもしれない。「まんじゅうこわい式」でやってます。「無理しなくていいよ~」というとみんながんばって練習している。

わたしはアカデミックなバレエをみんなに伝えたいと思ってます。もと研究者なので教えるときにはパ(バレエの動き)を明確にしてから教えるようにしています。感覚で教えない。そういう分野の科目がKバレエのティーチャーズトレーニングにあり、自分は間違っていなかったんだと嬉しく思いました。それと考えて動くことを推奨しています。なにかできないことがあったらどうしたらいいか生徒たちに問いかけます。それはもしかしたら単に練習をいっぱいするべきなのかもしれないし、少し修正すれば出来るようになる場合もあります。そういうことを生徒たちと一緒に考えます。子供たちはそうすると、普通に考えたら「客観視」というものが難しい年齢でも、自分のことを客観視して意見をのべてきます。

あとこれは単なるじまんですが、大人のクラスでも子供のクラスでもほかの人が何か出来るようになったら自分のことのように喜んでいる。それをみてわたしはいつも感激しています。バレエの先生になってよかったなと思います。

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児童Ⅰクラス☆


2015年12月12日

ちだバレエスクール@大分県佐伯市です。今日はバレエの児童Ⅰクラス(水曜16:00~17:00、金曜17:00~18:00)を紹介します。

児童Ⅰクラスは一クラス60分間の、幼稚園年中さんから参加できるクラスです。楽しく、バレエのパ(動き)を前提とした動きを練習します。このクラスで大事にしているのはバレエに重要なコーディネーションを高めること。音楽に対して瞬発力をつけること。そして何よりバレエを好きになってもらうことです。

 

まずは、はだしで図形を作りながら音楽に合わせて走ったり歩いたりします。二拍子でも三拍子でも音楽に合わせて動けるように。それから柔軟運動をします。このクラスではまだあまり沢山の柔軟運動はしません。足の指を動かしたり、背伸びをしたり、股関節を内旋外旋させて、リラックスしたりします。

それから長座(足を前に出して座る)で脚を伸ばしたり持ち上げたりするエクササイズを行います。

そして初めてバレエシューズを履き、ゆっくりとしたカウントでのプリエやバットマンタンデュなどを行います。バーにつかまってやるときもあるし、バーなしで行う場合も。クラスの進捗状況によって異なります。

このクラスでは、スキップ、ポニーギャロップ、ギャロップ、マーチス、スプリングポイント、コーディネーションジャンプ、パ・ポルカ、パ・クーリュなどのパをマスターできるようにしています。説明しようがないからよかったら見に来てくださいね。手拍子なども練習します。

ポールドブラ(手の動き)は初めから名前と位置を教えています。手のポジションの名前はロシア式です。わかりやすいので。「大きな卵を持ってきて、おにぎりは禁止。」とは、いわゆるアン・オーのこと。ロシア式だと三番、英国式だと五番ですね。「三つ子のポールドブラ百まで」だと思うので、腕の形については小さいうちから結構しつこく指導しています。

そしてこのクラスでは演技の練習もします。例えば、少し前にやっていたウォークス(歩く練習)。パーカッションの面白い音を16カウント使って、振りを与えます。「秘密の部屋にはすごい怪獣が住んでいます。それは宝物を守っている。起こさないように目の前を歩いて、宝物をもって逃げてね。」小さな女優をみるのはとても楽しいものです。

いつかのメリークリスマス

いつかのメリークリスマス

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プレバレエ(水曜日)♪


2015年11月30日

こんにちは、きょうは水曜日のプレバレエのクラスについて書きますね。下はちだバレエスクールの王子たちです。写真では見えないけどキリル文字のオリジナルTシャツを着ています。

王子たち

王子たち

 

プレバレエは、2歳半から年少さんくらいのお子さんを対象にしています。ポジションやパの名前などにこだわらない、終始はだしのクラスです。興味深い音楽、触感、空間の認識、ストーリー性、ひとことで言うと「芸術的なごっこあそび」です。おじぎ、柔軟に始まって、クールダウンにいたるまですべてに物語があります。

ホームページのQ&Aにもある通り、当スクールではバレエのクラスは年中さんくらいからとさせていただいています。バレエは感性や身体の問題だけではなく、基本は頭でも学ぶものだと思いますので、ある程度理解力が備わってから始めた方が着実に上達していくとおもいます。海外のバレエ学校では、正式な教育課程は9歳前後くらいからというのが普通です。もちろん、2歳や3歳からいわゆるバレエクラスで習うのが悪いことだといっているわけではありません。わたしの教室の個人的な見解であり方針です。

 

教室を始めてから、必要性を感じてこどもの心理学について放送大学で講義をとったり色々と本を読んだりしましたが、どうも好きな感じの本では、早期教育について否定的な意見が多いような気がしました。「ニキーチン夫妻と7人の子ども」とかは面白いと思いましたが。そして早期教育の歌い文句って「何歳までにこれをやらせなさい、さもなくば。。。」というのがあって焦らせられそうでこわいなっておもうときがあります。

それならなぜこんなプレバレエのクラスを始めてしまったかというと、自分の2歳になるこどもがバレエのビデオをみて家で踊り狂っていたからです。ですから、このクラスは単に踊るのが大好きな小さなこどもさんに楽しんでもらうための、非さもなくば的なものです。

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児童Ⅱクラス火曜日金曜日♪


2015年11月19日

秋なので、3Dのたき火の作品をちだバレエスクールのアイドルがプレゼントしてくれました。バレエへの燃え盛る情熱をあらわしているのでしょうか。左下は彼女がくれたおしろいばなの種です。

小さな巨匠の作品

小さな巨匠の作品

児童Ⅱクラスは主に低学年の生徒さんのためのクラスです。クラスにやってきたらまずはヨガマットを敷いて、隣にきれいにバレエシューズを並べてご挨拶。足指や足裏のエクササイズをします。

 

それから太陽礼拝という体を暖めるヨガの準備運動のようなものをして、いくつかのヨガのポーズをやる間に、日によって計算問題、はやくち言葉、県庁所在地あてっこ。などをやります。ちなみに最近はやっているのは「となりのたけがきにたけたてかけたのはたけたてかけたかったからたけたてかけた!」です。ヨガのポーズで柔軟性と筋力をみにつけていきます。

 

次にバーレッスンです。身体の使い方を低学年のお子さんにもわかるように伝えています。例えば、プリエ(膝を曲げる)の時には「お膝の力を抜いて、膝をつまさきの方向に持っていく」とか、グランバットマン(足をたくさんあげる)の時は「ぜったい背を低くしない」、「バランスを取りたいときはおうちをまっすぐ建てておいて。」などなど。ちなみにおうちというのは体幹のことですね。

今このクラスにいる子たちはフェイシングバー(両手でバーを持つ)からバーレッスンを始めて2年以上たつので、内容が大分進み、子供でももう「だいてんし」や「こつばん」などのことをしっています。でも「だいてんし」っていうときたまに手をパタパタやったりするので、ついかわいくて、「大転子」という字をかくということはひみつ、でもないけど特に言っていません。

 

バーレッスンが終わったら、床に寝てストレッチをします。その間に最近はバレエクイズを出しています。「ニューヨークの有名な振付家、ジョージ・バランシンはなにじんでしょう。①グルジア人②アルメニア人③アゼルバイジャン人」「初演のとき、(先生、初演てなに?最初に舞台で発表するってことよ。)男性役を女性が演じたバレエはなんでしょう。①ジゼル②コッペリア③ドン・キホーテ」そんなことに興味あるのかな。と思いきや、みんな熱く参加してくれます。知識欲の旺盛なお嬢さんたちは、プロのDVDをおうちで熱心にみていて私にまで貸してくれるのですよ。

 

次にセンターレッスンです。一つのパ(動き)を教えるのに、そのプロセスを大事にしています。例えば、パドブレというつなぎの動きを教えたいとします。それを教えるまでには、まずはクドゥピエという足のポジションを教える、次にバーレッスンでそれを使ったフォンデュ(片足で立ち、両足を同時に動かす動き)やパドシュヴァルを練習する、センターでタンリエ(体重移動)の動きを繰り返し教えていく、ピケの足でたてるようにする、バーにつかまって足でパドブレを教える、手のポーズと顔を組み合わせたものを教える。アンドゥオールが出来るようになったら、アンドゥダーン(ドゥシュー、ドゥスーともいいます)の動きも教えていく。また、音の取り方を始めは4カウントで教えたものを、次に2カウントで出来るようにする。などなど。そして初めて他のステップと組み合わせて教えていきます。まあこどもたちには、こんなに細かいプロセスを経てあなたたちはパドブレを達成したのだということは伝えたりしないわけですが。

それからどのクラスでもそうですが、バレエ用語の意味を伝えるようにしています。名は体を表す。アッサンブレという動きがあります。「集める」という意味で、片足で踏み切って空中で両足を集めて降りてきます。もし、片足でおりたらもうそれはアッサンブレではないのですね。それがバレエの基本というものだと思います。中にはシソンヌ伯爵が考えたシソンヌというような動きもありますが。そしてそういう用語の方がこどもたちはすきみたいで、シソンヌしますよって言ったら「シソンヌ伯爵ー!」って口走ってます。

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