何がレッスンより疲れちゃうのでしょうか?頭脳運動、バレエのお勉強です。
今週は児童Ⅲクラス以上の人たち、通常のレッスンの模様を先週ビデオに撮影していたので自分たちで観ました。そして、自分の直した方がいいところ、できるようになったところなどをノートに書きました。
パの名前の復讐、(こわいな)じゃなかった復習にもなります。
「パドバスク、パドって書いたらいいかな?」「パドブレがあるからだめよ。」
「これもう先生に100回くらい言われとんのに…」「あ~軸足が~。」
などなどいろいろ気づくことがあります。わたしのコメントと全く同じことを書いている子もいました。できるできないは別にして日々の注意をちゃんと聞いてくれてるんだなと思いました。
そしてみんなものすごく自分に厳しいことを言うので、わたしはなるべく出来るようになったところを言うようにしています♡
孫引きですけれど、牧阿佐美さんが自伝『バレエに育てられて』の中でメール・パーク氏(以前ロイヤルバレエ学校の校長をしていた)の言葉を引用なさっていました。
「ニネット・ド・ヴァロアはよく『馬鹿なダンサーはいらない。』と言っていましたが、私も知的でなければいいダンサーになれないと思います。けれどもあまりに頭で考えすぎると、自然な踊りが踊れない。ほどほどに頭がいいことが大切です。。。」
ほんとうにそうですね、しっかり考えることのできる、教養のある、それでいてきらきらの感性を持った踊り手になってほしいと思います。プロのダンサーを目指す人だけでなく、バレエにかかわるすべてのお子さんにそれを願います。