上と下、「頼む、かかとをみせてくれ」の図。発表会に向けてこのポーズが沢山あります。
こちらは、「かかとをみせないで」の図。
先日、わたしの先生のお教室にハンサムな韓国人の先生がいらしたので、生徒はレッスンを受けに、先生は見学に伺いました(ハンサムだからじゃないよ)。
バットマンタンデュで足を横に出すときに(上の図)先生が「かかと、みせちゃだめだよ~」と仰るとみんなちゃんと付け根から足先までターンアウト。ハンサムだから説得力が?ちょっとはあるかも。
私はいつも「お膝の向きを外にむけるんだよ、前も横も後ろもね。」と言っていましたがそうすると小さい子は爪先がバナナ足になってしまう。なるほど、かかとをみせないでって言ったらいいんだ。足の裏がすべて床についているときはつま先だけでひねると膝に負担がかかって危険ですが、つま先だけ床においておくのなら全体回せますものね。
普段は同じ先生にじっくり習うこと、そして時には他の先生の教えに触れること。バレエに沢山時間を割いている、一生懸命レッスンしている子には講習会に行くように私はすすめています。そしていらっしゃる先生の言う通りにしないと損だから普段のやり方にこだわらないで先生の言うとおりにするんだよ、と言っています。自分の中に何を残していくかはその子次第なのだ。
しかしその先生も仰っていましたが「どこに行っても先生はみんな同じ注意をしているのに、外から来た先生に言われるとなおったりするんだよね。」とのことでした。たしかにたしかに。