ちだバレエスクール@大分県佐伯市です。今日はバレエの児童Ⅰクラス(水曜16:00~17:00、金曜17:00~18:00)を紹介します。
児童Ⅰクラスは一クラス60分間の、幼稚園年中さんから参加できるクラスです。楽しく、バレエのパ(動き)を前提とした動きを練習します。このクラスで大事にしているのはバレエに重要なコーディネーションを高めること。音楽に対して瞬発力をつけること。そして何よりバレエを好きになってもらうことです。
まずは、はだしで図形を作りながら音楽に合わせて走ったり歩いたりします。二拍子でも三拍子でも音楽に合わせて動けるように。それから柔軟運動をします。このクラスではまだあまり沢山の柔軟運動はしません。足の指を動かしたり、背伸びをしたり、股関節を内旋外旋させて、リラックスしたりします。
それから長座(足を前に出して座る)で脚を伸ばしたり持ち上げたりするエクササイズを行います。
そして初めてバレエシューズを履き、ゆっくりとしたカウントでのプリエやバットマンタンデュなどを行います。バーにつかまってやるときもあるし、バーなしで行う場合も。クラスの進捗状況によって異なります。
このクラスでは、スキップ、ポニーギャロップ、ギャロップ、マーチス、スプリングポイント、コーディネーションジャンプ、パ・ポルカ、パ・クーリュなどのパをマスターできるようにしています。説明しようがないからよかったら見に来てくださいね。手拍子なども練習します。
ポールドブラ(手の動き)は初めから名前と位置を教えています。手のポジションの名前はロシア式です。わかりやすいので。「大きな卵を持ってきて、おにぎりは禁止。」とは、いわゆるアン・オーのこと。ロシア式だと三番、英国式だと五番ですね。「三つ子のポールドブラ百まで」だと思うので、腕の形については小さいうちから結構しつこく指導しています。
そしてこのクラスでは演技の練習もします。例えば、少し前にやっていたウォークス(歩く練習)。パーカッションの面白い音を16カウント使って、振りを与えます。「秘密の部屋にはすごい怪獣が住んでいます。それは宝物を守っている。起こさないように目の前を歩いて、宝物をもって逃げてね。」小さな女優をみるのはとても楽しいものです。